ビリィ・ザ・キッドはモニュメントバレーの荒野を馬に逃げられ、とぼとぼと歩いていた。立ち止まり、あたりを見渡そうとした次の瞬間、彼は奇妙な酒場スローターハウス(食肉解体場)に立っていた。ビリィは店のマスターに用心棒として雇うよう、早打ちを披露するが、宮本武蔵の神業的居合抜きの前には破れてしまう。だが、マスターの一人娘テイタムに一目惚れし、何とかタダ働きのウェイターとして雇ってもらった。愛妻家で芸術家のサンダース軍曹、詩人の中島みゆき、念力を繰る104、合体人間マルクス・エンゲルス、彼らはそれぞれ、修理屋、ウェイトレス、レジ係、皿洗いとしてこの店で働いている。だが、それは仮の姿であり、実はギャングたちの襲撃から店を守るため、雇われた用心棒たちだった。ロックバンド、ゼルダのライヴコンサートを3日後に控え、ビリィは店の客になりすましたギャングを見つけだそうとやっ気になっていた。来る客すべてあやしいが、美人OLのシャーロットだけには気を許してしまう。ゼルダのライヴが始まった。店内に生暖い風が吹き、ギャングたち、ハリィ・キャラハン、シャーロット、ブルース・スプリングスティーン、レオニド・ブレジネフが襲撃してきた。壮絶な銃撃戦の後、死体だらけの店内に残ったのはマスターとみゆきとビリィの3人だけだった。翌朝、ビリィは2人と再会を約束して、店の壁画から快晴のモニュメントバレーへと去って行った。
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